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36歳主婦の愛人体験記

「愛人」というと、何だか中年男性の世界のお話みたい。
そう、キャリアウーマンの親友に言ったのが三ヶ月前。

短大を卒業して、十歳年上の上場企業の夫と結婚したのはいいけれど・・。
今ではすっかりセックスレス。何もかもがマンネリ化。
一人息子は留学をすると言っているし、私には何の張り合いも無い毎日の生活。
そんな愚痴を親友に言っていたら、「愛人契約をしたら?」と笑顔ですすめられたのです。

「私が愛人になるのではなく、私が愛人募集するの?」
何だかすごくびっくりした私に、彼女はハッピーメールという出会い系サイトを教えてくれました。
女性は無料だというそのサイトに迷った末アクセス。
勇気を出して、愛人契約を結んでくれる方を募集しました。

思っていたよりも沢山の方から返事があり。
私はその中で一番若い、二十歳になったばかりの男性と会う約束を交わしました。

騙されていたら、どうしよう。
一体どんな男性なのだろう。
息子と大して変わらない男性とデートをするなんて・・お金のつながりを持ち、
愛人契約を結ぶなんて。

ドキドキして待ち合わせ場所で待っていたら、
前方から、とても地味な感じの黒髪の眼鏡の男の子が歩いてきました。
その方が、私の愛人になってくれる男性でした。
歳よりもずっと若く見えるその男性は、高校を卒業後、実家の家計を支える為、
就職したと言います。
その口調は、童顔の外見とは違い、しっかりしていて、見た目は大人なのに、
中身はこどもの夫と比べるとため息が出るほど魅力的でした。

愛人契約を交わしてくれたのは、懐事情の為でもあるみたいでしたが、
実際、私のような大人の女性がとても好きなのだと微笑んでくれました。
彼は母親を知らないので、どうしても年上の女性に心を奪われてしまうと
照れくさそうに話してくれました。

最初は、夫とは一度も行ったことがないようなフルーツパーラーやゲームセンター。
その後はプリクラを撮ったり、恋愛映画を観たり・・。
でも、私は愛人募集をして、彼と愛人契約を結んだのです。
心の充足だけでは、身体は満たされません。

ラブホテルなんて、何年振りでしょうか・・。
彼は、私の前で眼鏡を外し、ストライプのシャツを脱ぎました。
なんて綺麗な身体なのだろう。
若く美しい男性の身体に、心臓が高鳴りました。
私を見つめる瞳は、オレンジの照明の中でキラキラしています。
目が悪い人ってこういう風に見えるものね。そんなことをぼうっと思っていたら、
彼が急に私のシャツを捲り上げました。
その、一見温厚で物静かに見える佇まいとはうらはら、私はあっという間に・・
ただの一人の女にされてしまいました。

「契約を、交わしたのだからね」
彼は、敬語をやめてそう言うと、私を激しく優しく愛撫しました。
「ええ。貴方は私の愛人よ!お金ならあるわ!」
恍惚の表情を恥らうことも忘れ、快楽にあえぎながら、私はひたすら親友に感謝していたのでした。